令和6年12月15日(日)、長野市障害者スポーツ協会主催のボッチャ体験会が長野市障害者福祉センターで開催され、要請を受けて2名の指導者を派遣しました。
当日は、50歳から80歳代までの15名が参加され、ボッチャを楽しまれました。
令和6年12月14日(土)、佐久市の県立武道館でパラウェーブNAGANOカップの県大会が開催されました。
11月に開催された各地区の予選会を勝ち抜いた35チームに加えて、アスリートゲストチームも参戦し、今年の長野県ナンバーワンの座を巡って熱戦が繰り広げられました。
県大会には、ゲストとして東京2020パラリンピックの車いすバスケットで銀メダリストの藤澤潔さん(長野市出身)、パリパラリンピックにカヌー競技で出場した矢澤亜季さん(飯田市出身)、信濃グランセローズの岡本皐汰さんが信州アスリートチームとして参戦しました。
(左から矢澤選手、岡本選手、藤澤選手です。)
さすが地区予選を勝ち抜いてきたチームだけあって、男女や年齢に関係なく、ちょっとしたミスが勝敗を決めるレベルの大会試合展開が各コートで繰り広げられていました。
(小学生チームも大人のチームに挑戦)
(大町南小のファイナルショット!)
(惜敗し涙、涙の挨拶)
(決勝大会の様子)
最後は、佐~久るボッチャBチームが見事優勝し、長野県ナンバーワンのチームとなりました。
優勝チームには、来年4月に開催されるジャパンカップへの出場権が付与されます。
長野県の代表チームとして、頑張ってきて欲しいものです。
11月に4週に渡り、長野県主催による誰でも参加できるパラウェーブNAGANOカップの予選会が各地で開催されました。
北信地区、中信地区、東信地区、南信地区に総数、約120チームが参加して真剣にボッチャで順位を競いました。
本大会は、誰でも参加できるボッチャの交流大会で、県下で最も大きな大会です。
長野県ボッチャ協会からは、公認審判員が参加し大会を支えています。
最近は地域で老若男女を問わず幅広い世代でボッチャが親しまれるようになってきており、この大会にも県下各地から数多くの人たちが参加されており、真剣に、そして楽しみながら競技に臨んでいました。
4地区の上位35チームが今月12月14日(土)長野県立武道館で開催される県大会(決勝大会)に出場し、ナンバー1が決まります。年々競技力が向上してきており、戦略を考えながら競技を行うチームが増えてきていますから、県大会は大熱戦になることは間違いないと思います。
本協会は、これからもボッチャを通じて多くの人々が交流し、お互いに尊重し、理解し合える活動の場の創造に努めていければと思います。
嬉野市作成のエンドロール動画です。
全国から集った選手たちの戦いの鼓動が聞こえるようです。
高野選手や有賀選手の姿も見つけられますよ(探してみてみてね
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先月10月26日(土)から28日(月)まで、佐賀県で第23回全国障害者スポーツ大会が開催され、当協会からも選手がボッチャ競技に参加しました。
ボッチャ競技は、嬉野市で開催され、長野県からは高野雅也選手(座位)と有賀康生選手(立位)の二人が出場しました。
試合は、福岡市と和歌山県のグループGに入り、総当たり戦で1勝1敗の成績で2位でした。
初戦の相手は福岡市でした。
福岡市は、ボッチャ競技でMVP賞を受賞した70歳代のベテラン男性ペアでした。ショットの精度が素晴らしく、5-0で乾杯してしまいました。
2戦目は、ボッチャを始めてから2年目の若い男性のペアの和歌山県との対戦でした。
長野県は先攻の赤で試合開始。
コーチの作戦でジャックボールは有賀選手が投げました。カラーボールがなかなか思い通りにつけることが出来ない中、和歌山県サイドがピタリとつけて1エンド目は0-1で和歌山県が取りました。
2エンド目は、和歌山県がピタピタにジャックにつけてきましたが、弾いて空いたスペースに有賀選手のボールがピタリと吸い込まれるように止まりました!!
タイブレイク(ファイナルショット制度)を覚悟しましたが、なんと2点を取り返して逆転勝利🏅
結果、2-1で試合に勝利ました。
選手2人で相談して協力し合いながら得られた勝利ですね(V)
若い二人にとって素晴らしい経験となり、思い出になった佐賀の旅ではなかったでしょうか。
10月20日(日)、長野市下駒沢にあるサンアップルで第2回のライジングサン・ボッチャ交流大会が開催されました。
ライジングサンは、サンアップルで月1回定例で開催しているボッチャを楽しむクラブ活動をしている団体で、年に1回大会を開催しています。今年度は、長野市のNAGANOスポーツ・パラスポーツ
フェスティバルの一つとして開催することで、長野市で進めているスポーツで元気な地域づくりに貢献していけたらと考えています。
大会は、午後から16チーム・60名を超える参加者があり、和気あいあいとボッチャを楽しみ、交流を深めました。
長野市から借用したボッチャシートを使って、4コートで予選総当たり戦、決勝トーナメント戦を経て1位から16位まですべてのチームを表彰しました。
時間的な制約もあり、忙しいタイムスケジュールとなってしまい、次回は順位付けより楽しさや交流に重きを置いた大会を目指していきたいと反省しています。
(印:小坂)
飯田市では、市役所(福祉課)が企画したボッチャクラブが8月から月1回のペースで定期活動を続けています。
毎回、15名程度の参加者が参加しています。場所は飯田勤労者福祉センターの会議室です。
9月は22日(土)の午前中に開かれ、私も参加してきました。
比較的、若い参加者が多く、ランプを使いう人も手投げの人がいたり、色々な障がいのある参加者がそれぞれ2時間すきなようにボールを投げて、ボッチャを楽しんでいました。
まだまだスタートしたばかりで、名前も決まっていないクラブですが、楽しみながらボッチャを続けていって欲しいものです。
飯田市を中心に飯伊地区にボッチャの交流の輪が広がって欲しいと願っています。
(記:小坂)
9月7日(土)、千曲市のことぶきアリーナ千曲で第24回長野県障がい者スポーツ大会が開催されました。
県下各地から13名の選手が参加し、当協会の審判員が競技の運営を担いました。
一昨年の参加選手が2名だったことを考えると徐々に参加者数が増え、ボッチャの普及が確実に普及してきていることを実感しています。
試合は、立位が5名で1リーグ、座位の8名を二つに分けて4名で2リーグの合計3リーグにより総当たり戦を行いました。
参加者の中には、大会初出場の選手もいたことから、競技前にルール等の確認を行い、朝、9時30分から競技を開始し、午後の3時まで試合を実施しました。
当協会の審判員は総勢14名で、こちらも初めて試合に臨む人にはタイマーやライナーから経験を積んでもらうように努めてもらい、先輩審判員のレクチャーのもと、大きな混乱もなく試合は進行していきました。
全国障害者スポーツ大会の競技規則は、通常のJBOAの競技規則を一部変更しています。
選手の持時間は一律5分、バイオレーションは3つのリトラクションのみ、延長戦はなしのタイブレイクショットのみです。
試合は、静かなうちにも熱戦が繰り広げられました。
協会の審判も経験の長短はありましたが、協力しながら無事大会を終えることができました。
競技結果は、次のとおりです。
競技終了後は、表彰式が行われ当協会の高野会長と千曲市ボッチャ協会の小林京子会長からメダルと記念の缶バッジが手渡され ました。みなさんとってもよい笑顔でしたね。
〔競技結果〕
■立位部門
1位 遠藤勇喜(上田市)
2位 小口栄一(岡谷市)
3位 降旗幸河(安曇野市)
■座位部門
1位 高山智之(御代田町)
2位 山本羽美(千曲市)
3位 相澤悠一郎(長野市)
この中から来年、滋賀県で行われる第24回全国障害者スポーツ大会に出場する2名が選ばれることとなります。
9月1日(日)、長野市障がい者福祉センターで、来週に開催を控えた県障がい者スポーツ大会のための審判勉強会を開催しました。折からの台風10号の影響が心配されましたが、天候も晴れて体育館の中は蒸し風呂のような暑さでした。
県障がい者スポーツ大会は、来年の滋賀県で開催される全国障害者スポーツ大会(全障スポ)の長野県代表選手の選考会を兼ねており、通常のJBOAの競技規則ではなく全障スポの競技規則に基づいて行われます。このため審判員にもその違いを理解してもらうことが必要となってきますし、4年後の全障スポの長野県開催に向けてを考えるとこちらの競技規則にも精通していく必要があります。
この日は、選手4名に、審判員等16名が参加し、午前中に全障スポの概要やルール、今後の課題について説明を受けた後、午後は選手と一緒に審判動作の確認や全障スポの競技規則の確認を行いました。
今後もこのような場を何回か設けながら、選手とともに審判員のスキルアップを図っていきたいと思います。
令和6年8月25日(日)午後、上田市城跡公園第2体育館において、東信教育事務所と共催でボッチャの体験講習会を開催しました。ちょうど真田氏で有名な上田城址の中にある体育館です。信州長野も暑く、上田は昨日38℃を超える全国的な暑さでしたが、本日は少し下がっていましたが、屋内は扇風機を回してなんとか開催しました。
参加者は小学生から80代までの幅広い年齢層の方々、25名に参加いただき、当協会からは3名の講師を派遣して対応しました。2時間の中で、初心者もいらしたことから、最初はいつもどおりのコート説明、ルール説明に2エンドの3VS3の模擬試合を通じてボッチャを一通りの説明に1時間、残りに1時間で4チームに分かれて交流試合を行いました。
交流試合はいつもであれば、淡々と進む場合が多いのですが、今回は時間をかけてゆっくりとコミュニケーションを取りながら同じチーム同士で作戦を考えながら試合を進めていました。今日始めて合うもの同士でチームを結成したにも関わらず、各コートで感性や拍手が自然と沸き起こり、不思議な時間でした。 やはりボッチャは、無理に楽しませようと思ってもなかなかできないのですが、今日の場合は不思議と自分たちから楽しめている姿を見ることができて、また私たちも不思議な体験をさせていただきました。参加していただいた方々に感謝です。
(小坂・乙黒・丸山)